【テロ党準備罪】またしても野党が審議拒否 2017/05/02衆議院法務委員会

2017/05/02 衆議院・法務委員会における「テロ党準備罪」の審議で、野党は鈴木淳司委員長の運営が強引だとして会議の冒頭で勝手に退席して審議を拒否し、あげく鈴木委員長の解任決議案を提出しました。

ゴールデンウィークの間の日で審議が行われることは異例、だということです。一般的には平日なんだから、国会が開いていてもいいような気がするのですが、あまりないことのようですね。


それなのに、わざわざ開かれた会議を、野党がまた潰しました。なら最初から出てこなければいいのに。勝手すぎます。

最初から因縁つけて退席するつもりだったのでしょうが、何の意味があるのか全くわかりません。ここで議論すべきは委員長の委員会運営手法ではなくて、テロ等準備罪の法案の中身のはずです。

「居酒屋で相談しただけで逮捕される」「山できのこを採れば共謀罪に問われる」などと滑稽なレッテルを貼り付けて国民から呆れられている野党ですから、まともな審議は期待できないのですが、それでも最低、国会の場で議論することが議員の役目、国民の代表としての責務だと思うのですが。

今回の審議拒否も、その責務を完全に放棄したものと言わざるを得ません。


委員長の解任決議案を提出したところで、それもパフォーマンスに過ぎません。どうせ可決はされません。
それは数で押し切るから、ということではなくて、解任決議案にそもそも意味がないからです。
そういういびつな自己顕示欲は押さえてもらって、ぜひまっとうな議論をたたかわせてもらいたいものです。

しかし民進党のことだから、審議拒否しておいて、いざ採決の場では「審議が不十分!」「強行採決だ!」「憲政史上まれに見る暴挙!とか言うんでしょうね。目に見えています。

これらの単語を使用禁止にしたら、何も言えなくなるんじゃないかしら。