【慰安婦日韓合意/日本海呼称問題/竹島不法占拠】韓国の捏造とそれに対抗する国会議員〜自民・山田宏、新藤義孝議員 2017/05/31,06/01

2017/06/01 参議院外交防衛委員会で、自由民主党・山田宏議員は、いわゆる慰安婦問題の日韓合意について、政府に質問しました。

「慰安婦問題は最終的かつ不可逆的に解決『した』ということでよいか?」と、山田議員は政府にその見解を質します。しかし外務省アジア大洋州局・四方敬之参事官は、日韓合意はこれから「解決され『る』」ものだと答弁するのです。

そんな答弁を聞かされれば、山田議員ならずともヒートアップするのは当然でしょう。

外務省・四方敬之参事官は頑なに、日韓合意はすでになされ「た」のではなく、これからされ「る」もので、現在進行形であるとの見解を示します。

一般国民としては、慰安婦問題はすでに解決され「た」と思っていたので、こうした政府見解には非常に驚かされると同時に強い不安を覚えました。国民を騙し、欺いていた、と言っても過言ではないからです。

こんな見解のままでは、これまで行ってきた過剰な謝罪と賠償を、再び蒸し返されることは目に見えています。ことあるごとに捏造を繰り返し、ゴールポストを動かし続ける韓国に対し、これ以上日本が平身低頭する必要も、付け入る隙を作る必要も、全くないのです。

外務省・四方敬之参事官の答弁に対する抑えきれない怒りを代弁してくれたのが山田宏議員です。
山田議員は日本の国益を守るため、外務省・四方敬之参事官は韓国を守るためにやりとりを続けますが、最終的に参事官は「慰安婦問題は最終的かつ不可逆的に解決され『た』」と答弁を修正しました。

産経新聞によると、これは岸田外務大臣に横から指示を受けたからのようです。

外務省としては、さぞかし不本意であったことでしょう。

外務省が日本より韓国の利益を優先させる行動をとるのは、一般の日本国民としては全く理解不能です。
国民の負託を受けた方々に対しては、善良なる国民が不利益を受けないよう、こういった間違いを正して頂くことを強く望みます。
その点、山田宏議員には感謝したいですし、もっと評価を受けていいと思います。


韓国の捏造といえば「日本海呼称問題」があります。日本海は東海だとする、アレです。4/24〜4/28にモナコで開かれた国際水路機関(IHO)の総会で、韓国はIHOが刊行する「大洋と海の境界」に、日本海と東海を併記するように主張しました。

今回のIHO総会では併記は見送られましたが、2020年まで議論を続けるということになりました。

捏造を基に議論とは腹立たしい限りですが、近年、韓国の巧妙な手口によって、日本海に東海を併記する地図は増えています。
このような不正が許されていいはずはないのですが、しかし、日本がきっちり正さない限り「東海」の呼称は増え続け、一般化してしまうことは今や確実な勢いです。
山田議員の提唱どおり、予算を付けて対策チームを作り、断固とした対応を望みます。


さらに韓国が不法占拠を続ける竹島について、自由民主党・新藤義孝議員は、2017/05/31 衆議院外務委員会で、韓国が不法占拠の口実にしている「地図」「ニホンアシカ」について、その捏造ぶりを指摘しています。

「改正日本輿地路程全図(かいせい にほん よち ろてい ぜんず)」とは、現在の茨城県高萩(たかはぎ)市出身の長久保赤水(ながくぼ せきすい)が1779年に作成した地図のことで、竹島が当時の呼称である「松島」として記載されています。

外務省のホームページにも載っているこの地図に、韓国のテレビ局が難癖を付けてきたようで、新藤議員は、そういった捏造に対抗するために、歴史の研究が大切なのだと説きます。

さらに、新藤議員は韓国の文在寅大統領の「ネクタイ」について触れます。

これは05/19に、文在寅大統領が会見の時に締めていたネクタイですが、そのネクタイには小さいアシカの絵がちりばめられていて、これが問題なのです。

このアシカは韓国で「独島アシカ」と呼ばれていますが、そんなアシカが存在したことはなく、実際はかつて日本の沿岸に多く生息したニホンアシカのことです。ニホンアシカは竹島での目撃を最後に絶滅したとされています。

ニホンアシカの絶滅の原因のひとつに乱獲が挙げられますが、韓国ではそれが日本によるものだと捏造されていて、それが竹島領有のひとつの根拠、というか情緒的な心の支えのようなものになっているようです。

独島アシカの絶滅は日本のせい→一方韓国は独島アシカを守った→韓国は正しい→独島の領有は正しい、とでもなるのでしょうか?よくわかりません。

日本の乱獲による絶滅という説は、明らかな間違い、捏造です。絶滅した時期は韓国が竹島を不法占拠してからで、韓国の警備隊がニホンアシカを撃ち殺し、その肉を得ていたから、というのが最終的な絶滅の原因です。

竹島不法占拠、韓国としては独島領有の、一種の象徴として扱われるアシカ。そのアシカの柄をあしらったネクタイを締める大統領。韓国の大統領が例外なく反日なのは言われなくてもわかることですが、今回もあからさまな態度を示したかたちです。


隣国同士のこういった争いは決して無くなることはありません。感情論に根ざした歴史見解を基に捏造された韓国の主張に対しては、ひとつひとつ現存の資料を細かく検証し、グウの音も出ないよう、確実に論破し、叩き潰すべきと考えます。

そういう意味で、山田宏議員、新藤義孝議員の活動を支持したいと考えます。