【森友学園問題その後】日本維新の会・木下智彦議員〜民進党への地元の怒り、跡地の利用 2017/06/07 衆議院国土交通委員会

2017/06/07 衆議院国土交通委員会で、日本維新の会・木下智彦議員はいわゆる森友学園問題に触れ、跡地の利用について質問しました。

木下議員は森友学園が建てられた大阪府豊中市が地元で、歩いてすぐのところに住んでいるということです。
なので、騒ぎ立てるだけ騒ぎ立てて政争の具にしておきながら、利用価値が無くなったとたん潮が引くようにいなくなった民進党をはじめ野党4党に対しては、格別の怒りを感じているようです。

「食い散らかすだけ食い散らかし、安倍首相への追及材料がこれ以上出てこないと見るや、スッと引き下がる」

木下議員は民進党をはじめとする野党4党を激しく非難します。

「安倍首相の支持率を下げたいだけで、国会議員として本当にやるべきことは全くしていない」

図星を突かれた民進党議員は外野からヤジを飛ばし、木下議員も激しいヤジに対して「じゃあこのままやりましょうか!?」と気色ばむ場面があります。その怒りはもっともです。


そもそも森友問題は、土地の払い下げ価格が適正であったかどうかが問題で、そこに安倍首相の関与があったに違いない、と決めつけた民進党の手口はかなり強引で、無理があったと言わざるを得ません。

民進党としてはそれが事実かどうかはさほど問題がなかったかもしれません。騒ぎになって安倍首相にダメージを与えられればそれでいいのですから。

しかし、そういう捏造に基づいた追及に踊らされたのは一部マスコミだけで、多くの国民は野党のやり口の胡散臭さに気づき、醒めた目で見ていました。国民は民進党が思うほどバカではないのです。

結果、安倍政権の支持率は下がらず、これ以上の効果なしと見た民進党は手を引き、残されたのは新築の廃墟のみです。地元ならずとも怒るでしょう。

安倍首相の関与が無くとも籠池氏の不正は確かにあったので、どちらにしろ小学校は開校できなかったかもしれません。しかし、開校できるかどうかについて、今回の騒ぎの影響が全くなかったかと言われると、それも疑問です。もう少し丸く収める方法があったかもしれません。これはもう想像としか言えませんが。


木下議員は、同じ大阪府豊中市が地元の自民党・大塚高司議員と連携して、今後の活用方法を考えていきたいと述べています。淺利敬一郎豊中市長は消極的なようですが…

民進党はじめ野党4党としてはもう「利用」し尽くした後なのでどうでもいいことでしょうが、政治家としてあるべきはどちらの姿なのか、国民はちゃんと見ています。