【テロ等準備罪】「またプラカード出すの?」維新・丸山議員の厳しい野党批判〜怒号〜採決〜衆院可決 2017/05/19 衆議院法務委員会

2017/05/19 衆議院法務委員会で「テロ等準備罪」採決が行われ、可決されました。

最後の質問に立ったのは日本維新の会・丸山穂高議員。維新の法務委員会の委員は松浪健太議員のはずですが、なぜでしょう? それは、松浪議員が今日は、維新提案の修正案の説明のために、答弁者の側に座ったので、そのピンチヒッターなのだそうです。

ちなみに上西小百合議員のツイートにこんなのがありました。

こんなの晒していいのか? と思いますが、この画像によると丸山議員は「委員外議員発言」という立場みたいです。

丸山議員の発言前に、鈴木淳司法務委員長から委員に向かって「委員外議員発言」を認めるかどうかを諮り、「異議なし」ということで、質問に立っています。


基本的には維新が提案したテロ等準備罪の修正案の説明を松浪議員に求める、という流れですが、その中でこんな質問がありました。

民進党・逢坂誠二議員に対する質問です。逢坂議員もいつもは質問する側ですが、ここでは答弁する側に座っています。

自らを省みず「反対のための反対」を繰り返す民進党への批判です。

質問を「通告した」「してない」のルール無視と、与党に「説明責任」を言う矛盾を、丸山議員は突いています。これもブーメランですね。民進党の逃れられない運命です。

「通告した」については、これは丸山議員が「嵌めた」かのようにも見えます。逢坂議員が「通告受けてない」と発言することまで予想していたのなら凄いですが、まあきっと偶然でしょう。その機会を逃さなかったことも十分凄いですが。

いよいよ大詰め、丸山議員は採決を促します。

怒号の飛び交う中で怒涛の採決、そして可決。

また大騒ぎ…いつか見た光景にややうんざりさせられます。メモやマイクを無理やり取り上げて、もう無茶苦茶です。そんなパフォーマンスしても支持率上がらないのに。

民進党は何にでも反対するのではなく、与党と前向きに協議して修正案を取り付けるくらいの行動を取らないと、国民から評価を得られないことがわからないのでしょうか。

おまけに鈴木委員長は民進党に取り囲まれて、怪我をしていたようです。上西議員のツイートばかりでナンですが…

ひどいもんです。上西議員は鈴木委員長の態度を「評価」していますが、なぜ加害者が上から目線なのでしょう?


民進党が騒いだのは丸山議員が煽って火を付けたから、でしょうか? いや、煽らなくても大騒ぎしたでしょう。

でも、丸山議員の「もう、いいでしょう」発言は、ちょっと口が滑った感じがあります。確かに国民から見ても「もういい、もういい加減不毛な議論はやめて」という気分ですが、本質的な議論をせずとも、30時間審議に時間かけたんだから、内容は煮詰まってないけど「もう、いいでしょう」と投げやりな印象に聞こえなくもないですから。

そこ以外、丸山議員の煽りっぷりは中々見ごたえがありました。逢坂議員は横から鬼の形相で怒鳴っていましたが、「通告しましたよ」がよほどカチンと来ていたのでしょうか?